ドイツフェストのあるべき姿。

8月4日~5日でお知らせの通り千葉県市川市のニッケコルトンプラザにて“いちかわドイツデー”が開催された。

ドイツバイエルン州のローゼンハイム市と市川市の姉妹都市提携からなる交流事業の一環で、毎年行われている。

これはただ単に、オクトーバーフェストと称し、ビジネスだけを追求したお祭りではない。全国各地で行われている所謂“オクトーバーフェスト”ではありません。

千葉県日独協会や市川ドイツワイン協会も積極的に協力、出店も真のドイツを味わうには最高の2日間でした。僕も今回お誘いを頂き、こんなお祭りが名古屋でも出来たら・・・と思いました。ドイツに思い入れのない人たちがいくらオクトーバーフェストと称しイベントを開いたとしても、お金儲けは出来てもドイツの心を伝えることは出来ないし、またドイツファンを納得させることは出来ない。結局は新たなドイツファンを獲得するなんて事も出来ず、ドイツはこんなものか・・・の一言で済まされてしまうそんな悲惨な結果を招いてしまうと容易に予測できます。

いちかわドイツデーは、実際にローゼンハイムから楽団がきてフォルクスミュージックが奏でられそんな中でローゼンハイムのビールにドイツワインそして僕の作ったソーセージが味わえる。またドイツ映画も上映するなど文化的にも価値のあるお祭りでした。

結局3000本以上用意したソーセージも完売し、ビールも日曜日の3時くらいには完売していたほどの大賑わいで、確実に市川市にドイツが根付いていると感じた。ドイツが根付く祭り、って皆さん行かれたドイツ祭りの中にはなかったと思います。

11時~夕方5時までお客さんの顔を見ることは出来ないくらい鉄板しかみることができませんでしたが、そんな中、ローゼンハイムの副市長、ビール会社“アウアーブロイ”の社長がわざわざ僕のもとに来てくれた。先ほど述べたとおり写真をとるひまもなかったため、残念ながら写真はないが、仙台での活動のことがドイツでの新聞でも紹介されたこと、主催者の側から、“ちゃんとしたマイスターがいる”旨の紹介をして頂いていたため、手土産まで頂いて歓迎してくれた。

お祭りが始まる前、嵐の前の静けさです・・・

副市長は元々食肉加工マイスターであったこともあり話が弾みました。そしてビールの会社社長も一緒に何か出来ないかと考えているのか、何度も口を酸っぱくし“絶対にメールしてくれよ!”と。修業時代も、名古屋でもそんなにちやほやされないのでなんだか、こんなに良くしてもらえると地に足が付かないですね(笑)

ドイツワイン販売ヘレンベルガーホーフさんと。小柳先生の話で盛り上がりました。2日間ありがとうございました!

市川市職員の皆さん、そして日独協会、ドイツワイン協会、参加された皆さん2日間ありがとうございました。

そして8月4日同日に宮城県山元町では仙台ボランティアチームの皆さんが活動してくれていました、今回は我々名古屋チーム不在の中、山元の方々の復興を想い熱い思いで活動してくれていました。本当にありがとうございます。

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